私は何かと道具は拘る人間ですが、特にお金をかけて良かったな〜と思うものが、自宅の書斎の椅子。PCとかキーボード、マウス、モニターとか、わかりやすく値段と比例して作業効率が向上するものは多いですが、ちょっと見落としがちなのが椅子。椅子は作業姿勢を決め、一番自分との密着時間も長いものですが、縁の下の力持ち的なところが多くあまりお金を書けない人が多いのではないでしょうか? そこで今回は作業用の椅子の最高峰とも言える「高級オフィスチェア」の魅力について書いていきます。
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買って良かったものランキング圧倒的一位=「高級オフィスチェア」
私の中でのここ最近の「買って良かったもの」の圧倒的一位は「高級オフィスチェア」です。最近と言っても、もう購入してから 1 年くらい経ちますけど、やっぱりここにお金かけて良かったな〜と思います。
そもそもここでいう「高級オフィスチェア」とは、「ワークチェア」なんかとも呼ばれ、10万円前後以上の値段がする仕事用チェアのことです。会社のデスクとか会議室にはあったりするかもしれませんね。私の主張としては、「これを全人類家に置いた方が良い」というものです。
この「高級オフィスチェア」の魅力をわかりやすく表現するならば、買って、家に届いて、座ったその瞬間に
うぉぉぉぉおおおおおおお!!!!!なんだこの椅子すげぇぇぇぇぇええええええ!!!!!
となる凄まじい魅力があるのです!みんな買いましょう!!と文章を書いている身としては言いたい所ではあるが、正直なところは、
おお。こんなもんかあ。
そんなところです。いや、ちょっと待って!むしろこれが高級オフィスチェアの良いところなんです。
高級ソファのような座った瞬間に感動が溢れかえるようなアイテムではないです。むしろそうだからこそ価値があるものなのです。
「買って良かったもの」で取り上げられがちな「ドラム式洗濯機」のようなものと比べると、瞬間風速的感動は薄いかもしれないです。 が、長い目で考えるとこのオフィスチェアの威力は凄まじいものがあります。副業や、在宅ワークが増えた現代において、オフィスチェアは一家に一台とは言わず、確実に各個人が持つべきアイテムだと考えています。
高級オフィスチェアの種類
オフィスチェア、オフィスチェア言われてもなんだかよくわからないな。
あまり馴染みがないと良くわからないかもしれませんね。有名メーカーの製品と値段帯を見るとイメージしやすくなるかもしれません。
実際私も色々とメーカーを調べて買いました。普段 5千円〜3万円くらいの椅子を使ってる人だと「高っ!!」って感じると思います。が、最後のエルゴヒューマンくらいなら、手を出しやすいんじゃないかなと思います。
高級オフィスチェアとして代表的なメーカーは以下の3社。
- ハーマンミラー
- オカムラ
- エルゴヒューマン
この3社の特徴と値段帯とかを知ってると、実際にショップに行ったりした時にも比較等がしやすくなると思います。
ハーマンミラー(アーロンチェア)の特徴
ハーマンミラーはアメリカのオフィス用品メーカーであり、チェア以外にも多岐に渡るオフィス家具を展開しています。オフィスチェアとしてはアーロンチェアというモデルが有名です。アーロンチェアは人間工学に基づいた、人間の身体構造に最適化された「エルゴノミクスチェア」の先駆けとも言える商品です。アーロンチェアの初代モデルは1995年に発売され、現在は「リマスタード」という初代モデルの改良版が主に流通しています。
値段帯は 22 〜 23万くらいと高価格帯ですが、補償が 12 年とかなり長いのが特徴です。(昇降するシリンダー部は2年補償)アーロンチェア自体は約30年販売されている商品ですが、モデルチェンジは一回だけで、単一のモデルを長く販売して、長く使ってもらい、長期間サポートできる体制を整えているようです。
オカムラ(コンテッサ)の特徴
オカムラは国産メーカーで、多岐に渡るオフィスチェアのシリーズを展開していますがコンテッサというシリーズが有名です。オカムラ自体戦後は飛行機や車を作っていたものづくり企業であり、現在は、2002年に発売されたコンテッサを中心としたオフィス家具が看板製品となっています。企業のオフィスなんかでもその名前を見かけることが多いメーカーです。国産メーカーということもあり、日本人の体格にフィットする安心感を感じます。コンテッサもアーロンチェア同様、初代モデルをリメイクした「コンテッサ 2 (セコンダ)」というモデルが現在は流通しています。
個人的な話だと、コンテッサは大学の研究室で3年間愛用していたチェアであり私の高級チェアへの入り口的存在でもあります。座ったときの安定感が段違いであり、何時間作業をしていても苦になりませんでした。
こちらのコンテッサも 22 万円くらいの高価格帯のチェアです。
エルゴヒューマン
エルゴヒューマンは台湾のオフィスチェアメーカであり、日本では関家具という会社が主に取り扱っています。2005年ごろに登場したチェアであり、世界50カ国以上で販売されているチェアです。腰を支える部分の「ランバーサポート」が分離されているのがこの椅子の特徴であり、腰痛持ちの人からもとても好評なチェアです。
そして、エルゴヒューマンは私が現在愛用している自宅のチェアでもあり、個人的にはコンテッサとも遜色が全く無いと感じ、とても気に入っています。
特徴的なのは価格帯です。 10万〜14万 とオフィスチェアとしては中価格帯でありながら、機能性やカスタマイズ性が高いチェアです。
高級オフィスチェア:真の「座る」を実現する神のアイテム
一番作業効率が高い時間っていうのはソファやベッドで仕事したり、カフェで作業したりする時ではなくて、結局、机に向かってちゃんと座って集中して作業する時間だと思います。実際オフィスならそれが出来てると思いますが、それは他人の目があったりするからで、自宅だとそうも行きません。ついついベッドで寝転びながらやったり、ソファでダラっとやったりしてしまいますよね。
ではなぜ、人はベッドやソファに行ってしまうのでしょうか?
ベッドやソファの方が気持ちが良いから。。?
そう。逆に言えば、今使っている椅子と机があまり長時間の作業に向いていないものなのかもしれません。
もちろん、集中できない理由って「机と椅子が気持ち良くない」だけではないかと思いますが、ずっと体に密着しているものなのであながち無視できる小さなファクタではないと思います。ダイニングチェアや廉価なチェアだと、高さが合わなかったり、腰が痛くなったり、キャスターが動きやすかったりして、なんだか居心地が悪くなって、気づくとベッドやソファに移住してしまうものです。そしてベッドやソファでやる作業の生産性が高い訳もなく。。
結論「生産性の高さ≒机にどれだけ座っていられるか」だと思うのです。
高級オフィスチェアは、デスクを「居心地が悪い場所」から「普通に居座っていられる場所」に変えてくれるアイテムなのです。
人間工学に基づき人間が長い時間座っても苦しくない合理的な構造をしていますし、安定感も段違いです。(うちのチェアは30kg近くあるので座った時の安心感が違います)もちろん高さ調整等も細かくでき、何も苦になることがない真の「座る」という行為を実現してくれます。それがオフィスチェアなのです。
「高級オフィスチェア教」みたいになってきたね。。。
副業や在宅ワーク環境整えるなら、まずはチェア
うちの会社もここ数年で在宅ワークが普通に取り入れられるようになったけど、生産性は会社にいる時と比べて劣る気がしちゃうな。。副業も始めたいけど、ちゃんとできるかな?
それなら、まず自宅のデスク環境を見直してみましょう。机から整理したりする人が多いけど、椅子も見直してみよう!
在宅ワーク、特に副業を考えている人にはオフィスチェアは必須アイテムだと感じます。
結局副業で稼ぎたいと考えた時、家をどれだけ生産性の高い場所にするかという環境構築から始まるんだと思います。私も気分転換にカフェで作業をすることも多々あるので、決してノマドなどを否定はしませんが、自宅が最強の作業場であることがベストだと思います。
カフェでの作業は、移動時間が取られ、席取り合戦があったり、長居しずらかったり、そもそも出来る作業が限られたり、セキュリティやプライバシー的にも望ましくありません。特に土日にノマドで副業しようってもんなら、上記の問題が顕著に現れるはずですしね。
そして、副業や在宅ワークをしない層にも是非オフィスチェアは持って欲しいなと思います。
副業や在宅ワークない層もちゃんとしたオフィスチェアを持つべき理由
高級オフィスチェアは、家に「苦痛ではない作業スペース」を与えてくれるツールです。
社会人になっても、資格の勉強や、新たな知識の習得は多少なりとも求められるはずです。社会人はいつ勉強するのかと言われれば、勿論、終業後家に帰ってからか、土日がメインとなるはずです。そういった際に、「うちのデスク居心地悪いんだよな」となる場所ではなかなか捗るものも捗らないと思います。家にもちゃんとしたデスクとチェアがあり、しっかりと作業ができる、こんな空間があることは必ず成長に繋がると思うのです。
一日30分だけしか勉強できないとしても、こういった苦痛にならない環境があることが持続性を生み、他の人との差を生むはずであると信じてます。環境が新しい自身の可能性を生むスペースとなってくれるでしょう。
そう考えると決して安い投資ではないが、めちゃくちゃ高い投資でもないと思います。
最後に(机の選び方は?)
長々と、良いオフィスチェアの魅力を語ってしまいましたが、高級オフィスチェアは、家に「苦痛ではない作業空間」を構築する最強アイテムです。
「じゃあ、その相方の机は何が良いのか」、という疑問がある人がいるかもしれないが、そこに関しては私は「許す限りなるべく広くて、グラつかないクオリティのもの」ならなんでも良いと思います。ちなみに私は6畳くらいの 1K 暮らしなのですが、170cm × 70 cmのKANADEMONOの机を買ったので、部屋の10%くらいが作業机に占領されています。ちょっとやりすぎたなと。
KANADEMONOでは、好きなサイズの天板にできるオーダーメイドのデスクが5万円からあります。(大きくても小さくても値段は一律)サイズも自分の部屋に合わせて最大どのくらいに出来るのかなとかめちゃくちゃ考えましたね。そういった時間も楽しいものです。
こんな感じで、デスクとチェアに拘ってる人間なので良かったら参考にしてください。